アンプを刷新、UIも変更

 NW-WM1シリーズの高音質の作りこみを、より詳しく見ていこう。

 まずウォークマンの高音質を担うフルデジタルアンプ「S-Master HX」は、新世代に刷新。PCM384kHz/32bit、DSD 11.2Mhzのネイティブ再生へと性能を向上させている。

 出力も従来比4倍までアップした60W+60W(16Ω)の出力となり、ハイエンドヘッドホンとの親和性をより高めている。

 ヘッドホンとの接続性は、通常の3.5ミリの出力(アンバランス出力)のほかに、バランス出力にも対応。バランス端子にはJEITAで策定された新方式4.4ミリタイプを採用することで、今後スタンダードとなる接続方式をサポートしている。

通常の3.5ミリの出力(アンバランス出力)のほかに、バランス出力にも対応
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 なお、WM1Z、WM1Aともに内部には高音質パーツを採用しているが、音響抵抗やアンプからヘッドホンジャックの線材などでWM1Zがより高品質なものを採用し、さらなる高音質化を図っている。

 携帯音楽プレーヤーとしてのスペックを見ると、WM1Zが内蔵メモリー256GB、WM1Aが128GBとなっており、いずれもmicroSDスロットによるメモリー増設にも対応する。UIはタッチパネル対応ながら、従来のAndroidベースとは異なる独自ソフトウエアに変更された。

UIは独自ソフトウエアベースに変更
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 IFA会場で初披露された、見た目にもインパクトの強い黄金のウォークマンWM1Zだが、30万円超の製品がすでに存在している携帯音楽プレーヤー市場では、こうした超ハイエンドウォークマンの登場はある意味必然だといえよう。

 日本が誇るソニーブランドとして、見た目だけでなく音質にもこだわり抜いた高級ウォークマン。本製品の日本での正式発表にも、期待が高まるばかりだ。


(文/折原一也 編集/日経トレンディネット