便利な使い方とは……

 Siriを使ってテキストを入力するのは、さほど難しくありません。「●●をメモ」といえばメモをとることができますし、「●●にツイート」「●●に投稿」といえば、TwitterへのツイートやFacebookへの投稿も可能。

 ただし、Twitterのタイムラインなどを見ようとすると、ロックの解除が必要となります。音声のみでSNSを使おうとすると、かなり早い段階で壁にぶつかります。Twitterを情報収集する人にはSiriはあまり役立ちませんが、よくつぶやく人にとってはSiriが便利でしょう。

しゃべるだけで「つぶやき」をツイートできるようになります
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 こうして、Siriと対話しながら1日を過ごしてみました。その中で一番便利だと思ったのが、実はWi-FiやBluetooth、低電力モードのオン/オフ機能。「Hey Siri、Wi-Fiをオフにして」といえば、ロック画面のままオフにできました。この方法であれば、Wi-FiやBluetoothが必要ないとき、Siriに話しかけるだけで切り替えられます。バッテリーをセーブするために、この機能は多用することになりそうです。

ネットワークを使わないときにはWi-Fiをオフに。これでバッテリーを節約できます
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 ここまで試してみて、Siriだけでさまざまな操作ができると実感しました。しかし、きちんと認識できない言葉があったり、タップしたほうが早い場面があったりするため、すべての操作をSiriで行うのは無理があるということもわかりました。

 また、うまくいかないときに何度も「Hey Siri」と言わなければならないのも面倒です。何度も言うくらいなら、指で操作してしまった方が効率的です。

 指を使わなくてもいいのは、一見便利そうですが、現実的にはホームボタンやタップなどを併用した方が快適でスムーズに操作できるケースも少なくありません。うまく併用しながら、Siriと仲良くやっていきたいものです。

(文/佐藤 新一 編集/日経トレンディネット