東京の景色を一望できるギャラリーのようなホテル

 ホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」(30~36階)は、革新的な環境づくりを得意とするデザイン会社、ロックウェルグループヨーロッパが、日本のホテルでは初めて手掛けていることも注目されている。また同ホテルは、北米や欧州を中心に多くの会員顧客を持つスターウッドホテル&リゾート ワールドワイドが展開する最高級カテゴリー「ラグジュアリーコレクション」に加盟している(日本では2015年3月オープンの「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル京都」に2番目で、東京初)。

 同ホテルのデザインは広々とした眺望と内装の一体感が特徴で、美術館(ギャラリー)にいるような高揚感を感じてもらうのが狙いだという。その狙いが最もはっきりと打ち出されているのが、スカイギャラリーラウンジ「レヴィータ」(35階)。巨大なガラス窓から、都心の景色を圧倒的なスケール感で眺められる。取材したのは昼だったが、夜になって店内がライトアップされると、宇宙船のような非日常的な雰囲気になるという。

 同ホテルがターゲットと見ているのは、赤プリ時代からの顧客に加え、30~50代の新規顧客。「価値があると判断したものには積極的に投資し、先端技術やトレンドに敏感であり、サービスやしつらえにシンプルさも求める層」(同社)だという。

 7月27日に行われたオープニング・イベントでは、旧・赤坂プリンスホテルを最後にチェックアウトした常連客が、チェックイン第一号としてガラスのキーを渡される演出があった。キーを渡したプリンスホテルの武井久昌専務執行役員が涙をおさえきれず挨拶が中断する場面も。「赤坂プリンスホテルのDNAを受け継ぎ、2020年に向けてトップクラスの宿泊需要を満たすホテルに育てたい」(武井専務執行役員)という言葉が印象的だった。

フロントは最上階にあり、同ホテルの象徴ともいえる吹き抜けのロビー「スカイロビー」(35階)とつながっている
フロントは最上階にあり、同ホテルの象徴ともいえる吹き抜けのロビー「スカイロビー」(35階)とつながっている
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ダイニングエリアのほか、日本酒を楽しめるSAKEバーや鉄板焼カウンターと寿司カウンター、個室を備えたメインダイニング「WASHOKU 蒼天(そうてん) SOUTEN」(35階)。営業時間はランチ11時半~15時半、ディナー17時半~22時、席数108
ダイニングエリアのほか、日本酒を楽しめるSAKEバーや鉄板焼カウンターと寿司カウンター、個室を備えたメインダイニング「WASHOKU 蒼天(そうてん) SOUTEN」(35階)。営業時間はランチ11時半~15時半、ディナー17時半~22時、席数108
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イタリアン中心の洋食を1日中、カジュアルなスタイルで提供するオールデイダイニング「オアシスガーデン」(36階)では、赤プリ時代からのメニューも楽しめるという。営業時間は6時半~10時、11時半~15時半、17時半~23時、喫茶は10時~11時半、15時半~17時半、席数108席
イタリアン中心の洋食を1日中、カジュアルなスタイルで提供するオールデイダイニング「オアシスガーデン」(36階)では、赤プリ時代からのメニューも楽しめるという。営業時間は6時半~10時、11時半~15時半、17時半~23時、喫茶は10時~11時半、15時半~17時半、席数108席
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「オアシスガーデン」で提供している「富士清流育ち 功刀マスのマリネ ディールとオレンジの香りで」(2800円)
「オアシスガーデン」で提供している「富士清流育ち 功刀マスのマリネ ディールとオレンジの香りで」(2800円)
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吹き抜けのスカイロビーに位置する、カクテルラウンジ・バー、スカイギャラリーラウンジ「レヴィータ」(35階)。巨大なガラス窓から、都心の景色を圧倒的なスケール感で眺められる。営業時間は喫茶 が11~17時、バータイムが17~25時。席数47
吹き抜けのスカイロビーに位置する、カクテルラウンジ・バー、スカイギャラリーラウンジ「レヴィータ」(35階)。巨大なガラス窓から、都心の景色を圧倒的なスケール感で眺められる。営業時間は喫茶 が11~17時、バータイムが17~25時。席数47
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「ザ・バー イルミード」(35階)は唯一窓がなく、閉ざされた空間がむしろ落ち着いた雰囲気を感じさせる。営業時間は17~24時、席数30
「ザ・バー イルミード」(35階)は唯一窓がなく、閉ざされた空間がむしろ落ち着いた雰囲気を感じさせる。営業時間は17~24時、席数30
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ホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」の客室例。「グランドデラックス プレミアキング」(62平米)。1泊10万5000円(1人、税・サービス料別)
ホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」の客室例。「グランドデラックス プレミアキング」(62平米)。1泊10万5000円(1人、税・サービス料別)
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同ホテルのユニフォーム
同ホテルのユニフォーム
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(文/桑原恵美子 日経トレンディネット

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