アバター販売で100万円以上稼ぐユーザーがいる

 VRChatではさまざまな格好をしたアバターが存在する。ホームメニューから選べる標準アバターから、さまざまなワールド(=ユーザーの集まり、コミュニティー)内で無料取得できるオリジナルアバター、人気アニメ・ゲームのアバター(後述するが、これはVRChat内で問題になっている)など。またアバターを一から作ることも可能だ。しかし制作には、モデリングソフトを使いこなす技術と、デザインセンスが必要である。初心者にとってはハードルが高い。

さまざまなアバターが自由に歩き回る
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 そのため、デザイン性に優れた有料アバターが販売され、それを購入する文化ができているという。8月26日にはVRChat内で3Dアバター・3Dモデルの展示会、そして販売を行う「バーチャルマーケット」も開催される。

今回のプレーに使用したゲーミングPC「ROG ZEPHYRUS GX501GI」(エイスーステック・コンピューター)。高性能と極薄・軽量を実現した最新のゲーミングPCだ
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 一般的な有料アバターの価格は1000円~数万円までと、ピンキリだ。有料アバターを販売するユーザーの中には、オーダーメードの発注を受ける者もいる。その価格は1体10万円以上になることも少なくない。このようなアバターの有料販売を通じ、100万円以上稼ぎ出すユーザーもいるというから驚きだ。

今回使用したVRゴーグル「HTC VRヘッドマウントディスプレイ VIVE」。高画質のVR映像によって、ゲームへの没入感は極限まで高まる
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 「有料アバターは一見高額に思えるかもしれないですが、Steam、Unity(※)を使っているユーザーにとって、価値ある技術に対価を払うのは当たり前のことです。そうした背景もあって、VRChatでは独自の金銭感覚が形成されていると思います」とあるユーザーは語ってくれた。

※Steamは主にPC向けゲームのダウンロード販売と利用者同士の交流を目的としたサイト。Unityはゲームの開発を支援する統合開発環境。効率的にゲームが開発できる。