独自の取り組みを行っているショップも

 今回チェックした8社には、よりオリジナリティーのある店頭サポートを提供しているところもある。

 例えば、イオンモバイルではデータ通信専用SIMをセットした格安スマホを最長1週間まで無料で貸し出しており、通信品質などの使い勝手を契約前に確かめられる。mineoでは事前に来店日時を指定できる予約システムを導入しており、混雑時でも優先的に受け付けてもらえる。自社開発の格安スマホ「TONE」を販売するトーンモバイルは、TONEユーザーを対象としたスマホ教室を無料で開催している。

 また、ビックカメラやヨドバシカメラなど一部の量販店では、複数の通信会社の音声付きSIMが即日開通できる。なかには「LINEモバイル」(LINE)や「BIGLOBE SIM」(ビッグローブ)など、独自ショップを持たない通信会社の格安SIMであっても、その日のうちに受け取れる店舗もある。

 格安スマホや格安SIMに乗り換えようと考えたとき、もしも身近なエリアに独自ショップや大手家電量販店があれば、まずは店頭でチェックしてみるのがいいだろう。

(文/松村武宏)

日経トレンディネット 2017年7月31日付の記事を転載]

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