一見、巨大なディーラーだけど?

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 新施設は、気軽に立ち寄れるオープンなBMW・MINI施設であるとともに、正規ディーラーの機能も持つ点がユニークだ。

 最大のライバルはメルセデス・ベンツが展開する体験型施設「Mercedes-Benz Connection」だろう。しかしメルセデスの施設は展示や試乗は可能ながら、セールスやメンテナンスなど通常のディーラー機能は持っておらず、レストランを備えるなどライフスタイル寄りの展開になっている。

 お台場にはトヨタの「MEGA WEB」もあるが、こちらも展示と施設内コースでの試乗体験を基本とし、さらに自動車博物館や子供向け自動車施設を備えるなど、よりテーマパーク的な作りとなっている。

 ブランド体験型施設といっても、各社の特徴はかなり異なるが、BMWの場合にはブランドスローガンである「駆け抜ける喜び」を強調すべく、一般的なディーラーでは難しい稀少なモデルに触れられたり、多くのクルマに試乗できるのが魅力だろう。さらにディーラーとしても活用できるわけだ。

 とはいえ巨大な販売店然とした外観だから、施設の存在を知らなければ、入りにくさは多少感じるだろう。そうした点があっても狙い通り多くの人を集められるかどうか、お台場周辺エリアの“新たな観光スポット”としてどのように集客を図るのか、今度の取り組みにも注目したい。

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(文・写真/大音安弘 編集/日経トレンディネット

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