生食が基本、飽きたら料理にも
西山教授も日頃からキウイフルーツを食生活に取り入れているそうだ。「ビタミンCの供給と便秘改善を目的に食べている。半分にカットしてスプーンですくって食べるのが、手間がかからずおいしく食べられる」(西山教授)。キウイフルーツに含まれるビタミン類などの栄養素は、加熱調理することで失われてしまう割合が高いため、栄養素をしっかり摂取するには生食が好ましいそうだ。
体に良いことは分かっても、毎日生食で取るのは飽きてしまう。そんなときは、調理法を変化させることも、毎日継続的に食べるためのひとつの方法だ。そこで、今回のセミナーで紹介されていた、キウイフルーツを使った料理をいくつか紹介しよう。
暑い日が続くと、食欲がなくなることもある。そんなときには、グリーンとサンゴールドをショートパスタ、生ハム、タコ、とうもろこしなどとあえた「スーパーサラダ」は、主食にもいいだろう。また、薄切りにしたグリーンをサニーレタスや素麺などと巻いた「生春巻き」はさっぱりとした味わいだ。
まだ暑さが続くこの季節、食生活が乱れてしまうこともあるだろう。たとえば、肉を食べ過ぎたときにスッキリさせる一つの方法として、キウイフルーツを覚えておくといいかもしれない。
(文/小口梨乃 編集/日経トレンディネット)
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