3.「@」を、キーボードを切り替えずに入力する
メールアドレスには「@」が含まれている。英字入力中に記号に切り替えて「@」を入力し、再び英字入力に戻して続きを入力する方法があるが、切り替えが面倒だ。実は、次のような便利な技がある。
英字入力中に「123」キーを長押し、キーボードの表示が変わったら、指を画面から離さずにそのまま「@」キーまでスライド。そこで指を離す。すると画面には「@」が入力されてキーボードの表示は英字に戻る。この方法を使うと文字種を切り替える手間が省ける。
「日本語-ローマ字」キーボードで句読点やかっこを入力するときにも、この方法を使うと流れが中断しない。
4.全角英数文字を入力する
全角の英数字や記号を入力したいなら「日本語-ローマ字」キーボードが便利。各キーを長押しすると、ポップアップにそれぞれのキーの全角文字も候補として現れる。
ポップアップでは判別しにくいが、左が半角、右が全角だ。そのまま全角文字まで指をスライドして離すと入力できる。「住所の番地は全角数字で入力」といった指定があるときに覚えておくと便利だ。
5. よくある打ち間違いを避けるには?
iPhoneの初期設定に使用されている「日本語-かな」キーボードでは、スマホでおなじみになったフリック入力以外に、同じキーを複数回タップすることで目的の文字を入力する方法がある。
例えば「お」を入力するには、「あ」キーを5回タップする方法で、フィーチャーフォンでの文字入力に使用されており、「トグル入力」と呼ばれている。従来の携帯電話の入力に慣れているユーザーも使いやすい方法だ。
ただ、トグル入力にも欠点がある。「はは」や「かかし」のように、あ段の文字が連続する単語を入力しようとすると、意図しない文字が入力される場合がある。例えば「はは」と入力しようとして「は」キーを素早く2回押すと「ひ」になって打ち間違いになってしまう。
今や多くのユーザーはフリック入力に慣れているはず。それなら、設定でトグル入力を無効にしておくと、こうした打ち間違いを避けられる。
トグル入力を無効にするには、ホーム画面の「設定」から「一般」→「キーボード」とタップして表示された画面で「フリックのみ」をオンにする。「フリックのみ」にすると、「は」キーをどんなに素早く連続でタップして「ひ」にはならなくなる。
「フリックのみ」モードでは、「☆123」キー、「ABC」キー、「あいう」キーで入力する文字種をダイレクトに切り替えられる点も便利だ。
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