風の心地良さと合わせて、置いたときの心地良さも追求

 DCモーターを搭載し、心地良い風を吹かせる扇風機が増えた。さらにサーキュレーターとして通年使うことを考えると、デザインにも注目。いまやDCモーター搭載機のラインアップも豊富。よりデザイン性をうたうモデルも増えている。自宅のリビングや寝室に合わせたデザインの扇風機をセレクトしたい。

ツインバードがプレミアムブランド「マインツ」の第一弾として2016年6月に発売した「MA-001」(写真右:実勢価格5万4000円)と「MA-002」(写真左:実勢価格8万6400円)
ツインバードがプレミアムブランド「マインツ」の第一弾として2016年6月に発売した「MA-001」(写真右:実勢価格5万4000円)と「MA-002」(写真左:実勢価格8万6400円)
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支柱にアルミ素材を採用し、全体に上質感を演出したドウシシャ カモメファン メタルリビングファン「FKLR-302D」(実勢価格1万9920円)。2016年4月発売
支柱にアルミ素材を採用し、全体に上質感を演出したドウシシャ カモメファン メタルリビングファン「FKLR-302D」(実勢価格1万9920円)。2016年4月発売
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家電を含むさまざまなアイテムをリデザインすることで付加価値を生んできた、プラスマイナスゼロの補助翼扇風機 DCファン「Y620」(実勢価格1万9100円)。2014年4月に発売
家電を含むさまざまなアイテムをリデザインすることで付加価値を生んできた、プラスマイナスゼロの補助翼扇風機 DCファン「Y620」(実勢価格1万9100円)。2014年4月に発売
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 家電製品に限らず、高付加価値商品が後発品との競争のなかで一般消費製品として定着していくと、各メーカーはデザイン性をうたい始めるのが通例。だが、DCモーター搭載の扇風機の場合は、トレンドをけん引したのが、発売当初から風の質とともにデザイン性の高さが注目されたバルミューダの「GreenFan」だった。そのためか、DCモーター搭載機には外観の上質感も重視したモデルが多い。

 特に、低価格路線という印象が強いツインバードは、2016年6月にプレミアムブランド「マインツ」を立ち上げた。第一弾製品は、DCモーター搭載の扇風機。ヘッドが360度回転し、空間の隅々まで風を送れるのが特徴。だが、機能性だけではなく、外観のデザインにも注力している。「MA-002」のベースとポール部にはステンレス素材を採用。新潟県燕市の「磨き」の技術、金属加工技術による美しい仕上げを実現している。

 そのほかにも、ドウシシャは同社扇風機のフラッグシップモデル、カゴメファン「メタルリビングファン」を同4月に発売。支柱にアルミ素材を採用するほか、ヘッドのフロントガードをアルミ調仕上げにしている。

 もちろんデザイン性に定評があるブランド、プラスマイナスゼロや無印良品などもDCモーター搭載機の市場に参入済みだ。新旧ブランドが、機能だけではなく、デザインにおいてもさまざまなアプローチで製品を投入している。

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