(4)音声入力でメモを取る
ちょっとしたメモをとりたい場合、Apple Watchで音声アシスタント「Siri」を活用すると便利だ。音声で入力を行いiPhoneに引き継ぐだけで、素早くメモを取れる。
Apple Watchのリューズを長押しすると、「Siri」が起動する。例えば「『午後3時に会議室に集合』とメモ」のように声を出して入力しよう。Apple Watchを口の近くに寄せれば、小声でも認識可能だ。
「〜とメモ」の部分を認識すると、画面に「iPhoneで続ける」と表示される。これをタップすれば、iPhone側のSiriが起動し、「メモを取りました」と表示される。

(5)メモを手元でさっと確認
反対に、iPhoneで記録したメモをApple Watchで表示させる使い方もある。おすすめは、写真アプリを使って「画像」として表示させる方法。一度同期した写真はApple Watch内部に保存されるので、iPhoneを持っていないときでも確認できる。
利用手順は、iPhoneで撮影した写真や、スクリーンショットで保存したメモの画面を「お気に入り」に登録するだけ。Apple Watch側の「写真」アプリを起動し、画像が同期されるのを待とう。
同期が完了すれば、画像を手元で確認できるようになる。取引先の相手の名前や、手書きの地図、打ち合わせでの確認事項などを控えておく使い方もできる。
なお、Apple Watchはこの秋にリリースされる「watchOS 3」で、アプリの起動速度が最大7倍になると予告されている。新OSがリリースされれば、アプリの利用範囲が広まり、より便利な使い方も登場するだろう。
(文/井上 晃)
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