針が落ちる音を聞き分けられるか

 次のコーナーは「五感をとぎすませ!」。ろうそくの炎を見つめることで視力と集中力を高める訓練、針が落ちる音を聴いて何本の針が落ちたかを当てる訓練、何の匂いかを当てる訓練、触覚だけで箱の中のモノを当てる訓練を体験できる。体力の自信がない筆者のようなおじさんは、むしろ、こういうコーナーで力を発揮する。

忍者はロウソクの炎を見つめることで集中力を養い、視力を底上げしていたという
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耳を付けて、スピーカーから聞こえる針の落ちる音を聞き取り、何本の針が落ちたのか当てる修業
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匂いで、どういう職業の人かを当てる修業
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触って、箱の中身を当てる修行
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 STAGE2「技をきわめよ」は、忍者が使っていた道具や技術を、展示品を見ながら学ぶコーナー。そのメインになるのは食と薬。忍者といえば昔から、丸薬になった携帯食を持っていることで有名だが、その丸薬はどういうものだったのか、日々の食事はなんだったのか、伊賀、甲賀に伝わるさまざまな薬草などの実際のモノを見ながら学べるのだ。

 7月9日に行われた、当時忍者が食べていたと思われる食事の体験会は、内覧会の前に、すでに満席で締め切られているほどの人気なのだが、それはそうだと思う。食べてみたいよね、忍者食。

忍者が携帯していた短期決戦用の緊急カロリー補給薬「兵糧丸」の原料
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喉の乾きを癒やす「水渇丸」の原料。氷砂糖や梅干しなど、現在での喉を潤す役目があるとされるものが使われている
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日々の薬として展示されていた薬草は、ハトムギやドクダミ。どこかで聞いたと思ったら、爽健美茶や十六茶の材料だ
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