動きやすさをスーツの形が邪魔しない

 生地を厳選し、服の設計も“現場仕様”にこだわった。「スーツ型になることで作業着としての機能が劣ってしまっては意味がありませんから」(中村さん)。多様な仕事道具を携帯できるポケットをたくさん取り付け、腕まくりしやすいそでや、ひざを曲げやすいズボンの工夫など、作業員のニーズを基に開発を進めた。

これは男性用ジャケット。胸ポケットは、かがんでもモノが落ちないようにジッパー付き。ここにデジカメや携帯電話を入れる
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ペン差しも抜かりなく装備
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女性用ジャケットは両胸にポケット付き。ジッパーは男性用よりも細めのものを使用
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通常、男性用ジャケットは前身頃の正面に「上から入れる」四角いポケットがあるだけだが、ワークウェアスーツには、さらに「横から入れる」ポケットも付いている。ここには洗浄作業で使うタオルや手袋などを入れる
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面ファスナー付きの内ポケットには名刺入れなどの小物を入れる。「僕はフリスクも入れてます(笑)、接客もするので」(技術スタッフの素原さん)
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ジャケットの裏にはメッシュ地を使用。さらっと着られるように通気性を良くした
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男性用ズボンの太もも部分には巨大なポケットが付いている。「ここは自分の汗を拭くタオルを入れるのに便利。首に下げたままお客さんの前には行けないので、一時的な収納場所にしています」(素原さん)
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ズボンのすそはストンとしたストレートタイプのほか、キュッとすぼまって動きやすいジョガータイプもそろえる
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カギもぶら下げられます
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ひざ部分に布の切り替えがあるので楽にかがめる。「しゃがむ動作も余裕です。ひざを曲げても布地にひっかかったことがない」(素原さん)
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女性用のジャケット丈は、「かがむと背中が見えるのはイヤ」という声を取り入れて設計した
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