「Android Wear」は、グーグルが提供するスマートウォッチ向けのOSだ。同社は2017年2月に大型アップデートを含む「Android Wear 2.0」を正式発表し、対応機種に対して順次配信している。さらに17年も半ばとなり、2.0対応のスマートウォッチが登場してきた。
このグーグルの最新OSは、以前のバージョンと比べると、どう使いやすくなったのか? 本記事では、FOSSILのスマートウォッチ「Qマーシャル」を用い、3つのポイントに絞って使い勝手を検証した。
画面操作がスマホに近づく
Android Wear 2.0では、以前のバージョンに比べ、操作手順がシンプルになった。
例えば、通知画面に表示されたアプリを操作するには、以前は上下左右にジグザグとスワイプを繰り返す必要があった。しかし、Android Wear 2.0では、通知画面の基本操作が「上下のスクロールで選択」「タップで切り替え」「左右スワイプで消去」のように単純化している。スマートフォンの操作方法に近くなった。
「画面の明るさ調整」や「機内モードのオン・オフ」など、基本的な設定操作もAndroid搭載のスマートフォンと同じ感覚で行える。画面の上端を下にスワイプし、表示されたアイコンを操作すればよい。
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