フィットネスデバイス(活動量計)が数多く登場
健康志向が強まる近年、歩数や睡眠時間、脈拍などを計測できるフィットネスデバイス(いわゆる活動量計)が多く登場している。運動不足が気になる筆者は2年ほど前から、右腕にフィットネスデバイスを装着している。さまざまな身体状態の気づきをもたらしてくれる頼もしい存在だ。
ガジェット好きでもある筆者は、右腕に加えて、左腕にはスマートウォッチを装着している「二刀流」でもある。しかし普通の人であればきっと、「1つで事足りるデバイスが欲しい」と思うことだろう。
活動量計としての十分な機能を備えながらスマートウォッチとしても使える、そんな一石二鳥のアイテムとして2016年6月に販売を始めたのが、米国Fitbitのスマートフィットネスウォッチ「Fitbit Blaze」(以下、Blaze)だ。そこで日経トレンディネットの専門サイト「スマートウォッチへの招待」では、本製品を詳しくチェックしてみた。
歩数も心拍数も運動も、これ1本で測れる
Fitbitはフィットネスデバイス大国の米国でシェアNo.1を誇る有名メーカー。BlazeはそのFitbitの最新モデルとあって、活動量計としての幅広い機能を備えている。
例えば、日常生活であれば歩数や距離、消費エネルギーに加えて、心拍数や睡眠時間、階段を上った数なども計測。運動であればランニングやサイクリングなど、さまざまなスポーツでの計測に対応する。
また、自動的にエクササイズの種類を認識して記録する機能を装備。スマホのGPSを使ったルート記録なども可能だ。
Blazeの大きな特徴となるのがタッチ対応のカラーディスプレーを備えること。時間や歩数、心拍数などの情報を手元で確認できるのはもちろんだが、画面に独自トレーニングのコーチングを表示する機能なども搭載する。初心者から上級者まで多くの人が利用できるはずだ。
スマホからの通知もわかる
デザイン面にも特徴がある。コア部分を簡単に取り外すことができ、スポーティーな生活防水仕様のバンドだけでなく、フォーマルなレザーバンドやメタルバンドに取り付け可能。TPOやファッションに応じて使い分けられるのが魅力だ。
スマホとの連携機能を強化することで、スマートウォッチとしての機能にも対応。電話やSNS、カレンダーの通知を確認できる「アラート機能」や、音楽アプリを操作できる「ミュージックコントロール機能」などを備える。
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