300万画素カメラの実力は……

 DRY-WiFiV3cの撮影機能は、常時録画とイベント記録の2つ。常時録画は、エンジンを始動しシガーソケットに電源が入ると、ドライブレコーダーの電源も入り、自動で録画を開始する。そのため録画ボタンを押し忘れるといったことがない。映像は2分ごとに区切られて保存されるため、microSDカードの空き容量が不足しても、古い映像に上書きして録画されて常に撮影を続けられる。

 イベント記録は、本体の加速度センサーが急激な速度変化を検知すると、その場面から前後10秒間、合計20秒間の映像をイベント記録フォルダーに記録する機能だ。本体側面のPROTECTボタンを押しても記録できる。イベント記録機能で録画したファイルは常時録画とは別のフォルダーに保存されるため、常時録画で上書きされる心配がない。

 カメラは300万画素の映像素子を登載しており、撮影された映像は奇麗だ。映像の補正機能として、HDR(ハイダイナミックレンジ)を登載しており、光が強い場所での白飛びや、暗い場所の黒つぶれを自動的に抑えるという。実際に撮影してみても、明るい場所でも白飛びせず、暗い場所では周囲の物体の輪郭を捉えていた。ただ、映像にはモスキートノイズが若干あり、支柱や陸橋などの輪郭が少しぼやけて見えることがあった。

映像は若干明るめに記録されていた。物体の輪郭がはっきりとしており、周囲の建物の形状や道路標識などの文字も読みやすい。四隅の湾曲はかなり少ない。画面左下に日時や時速が記録される
映像は若干明るめに記録されていた。物体の輪郭がはっきりとしており、周囲の建物の形状や道路標識などの文字も読みやすい。四隅の湾曲はかなり少ない。画面左下に日時や時速が記録される
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陸橋下といった明暗の差が激しい場所でも、白飛びせずに撮影されていた。ただ、モスキートノイズが若干あり、支柱や陸橋などの輪郭が少しぼやけて見えていた
陸橋下といった明暗の差が激しい場所でも、白飛びせずに撮影されていた。ただ、モスキートノイズが若干あり、支柱や陸橋などの輪郭が少しぼやけて見えていた
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暗いトンネル内でもHDR機能が効いており、はっきりと映っていた。他車の車種やナンバーも確認しやすい
暗いトンネル内でもHDR機能が効いており、はっきりと映っていた。他車の車種やナンバーも確認しやすい
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夜間の街灯や対向車のランプが明るい場所はもちろんのこと、光が当たっていない歩道などもはっきりと映っていた
夜間の街灯や対向車のランプが明るい場所はもちろんのこと、光が当たっていない歩道などもはっきりと映っていた
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ドラレコの映像を楽しみたい人におすすめ

 DRY-WiFiV3cは、小型で目立たず、運転時の視界を妨げないのはよい。画質もモスキートノイズが少し気になったぐらいで、それを除けば映像は奇麗だ。

 またパソコンの閲覧ソフトやスマホアプリで撮影映像を見返すことができるのは便利。事故の記録といったネガティブな使い方ではなく、映像を見ながら旅の思い出話をする、ネット上に動画をアップして他のユーザーに見てもらうといったポジティブな使い方もできる。ドライブレコーダーの映像をさまざまな形で楽しみたい人におすすめしたい。

(文/田代 祥吾)