とても簡単に接続できる

 Bluetooth機器は、接続するスマートフォンやパソコンなどと“ペアリング”と呼ばれる作業をしないと使えない。ペアリングはスマートフォンのBluetooth設定画面から手動でもできるが、QuietComfort 35はNFC機能に対応していて、NFC対応スマートフォンなら簡単にペアリングできる。NFCチップはハウジングの側面にあり、ここにNFC対応スマートフォンを近づけるとペアリングの確認が表示され、許可するとすぐ接続できた。

NFC機能を使って簡単にBluetoothのペアリング作業ができる。Bluetoothのプロファイルは、A2DP、HFP、AVRCPをサポートしている
NFC機能を使って簡単にBluetoothのペアリング作業ができる。Bluetoothのプロファイルは、A2DP、HFP、AVRCPをサポートしている
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 QuietComfort 35には音声ガイダンス機能があり、例えばバッテリー残量、ペアリング可能な状態になったとき、ペアリングした機器と接続したときなどを音声で教えてくれる。スマートフォンの機種によっては、接続時に機種名を教えてくれる。複数の機種と接続設定をして切り替えて使っている場合に、どの機種と接続中なのかが音声で分かるのは便利だ。

 スマートフォンに「Bose Connect」というアプリをインストールすると、ペアリングやペアリング済みの機器の管理をしたり、自動電源オフを有効にしたり、音声ガイダンスの言語を初期設定の英語から別の言語にしたりといったことができる。iOS用とAndroid用があるので、QuietComfort 35を使うなら活用したいアプリだ。

アプリストアから「Bose Connect」をダウンロードしてスマートフォンにインストールする。このアプリでもペアリングができるが、テストに使った筆者のXperia Z5では上手く動作しなかった
アプリストアから「Bose Connect」をダウンロードしてスマートフォンにインストールする。このアプリでもペアリングができるが、テストに使った筆者のXperia Z5では上手く動作しなかった
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「Bose Connect」の画面。右上にQuietComfort 35のバッテリー残量が表示される
「Bose Connect」の画面。右上にQuietComfort 35のバッテリー残量が表示される
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自動電源オフや音声ガイダンスのオン・オフ、音声ガイダンスの言語の変更など、細かな設定ができる
自動電源オフや音声ガイダンスのオン・オフ、音声ガイダンスの言語の変更など、細かな設定ができる
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ペアリング済みの機器を一覧表示して、接続のオン・オフやペアリングの解除などができる
ペアリング済みの機器を一覧表示して、接続のオン・オフやペアリングの解除などができる
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 ワイヤレスヘッドフォンは音質面では有線タイプより不利になるが、煩わしいケーブルがないのはとても快適だ。ヘッドフォンを装着して作業をしていて、ケーブルが腕や周囲の物に絡まったり、引っかかったりする心配がない。

 Bluetooth接続で編集部のあるビル内、都心の路上、山手線や地下鉄の車内、自宅など色々な場所で使ってみた。音楽を聴きながらツイッターやメールを使って通信が発生すると音が途切れることがあったが、それ以外は問題なく安定して使えた。動画の音声をBluetooth接続で聴くと画面と音声のずれが気になりやすいが、この製品ではズレは気にならない範囲に抑えられている。スマートフォン本体からどれだけ離れて使えるか自宅で試してみたが、直線距離で7m弱ぐらいだった。手持ちのスマートフォン3機種で試してみたが、Windows 10 Mobile搭載機のNuAnsNeoでもBluetooth接続で利用できた。

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