使い方はAndroidスマホとほぼ同じ

 プロジェクターでありながらOSにAndroidを搭載する点も、Xperia Touchの大きな特徴となる。画面や設定などはAndroidとほぼ変わりはない。使い方も一般的なスマホとほぼ共通なので、Androidスマホの利用者であれば操作に迷うことはないだろう。

アプリ画面(左)や設定画面(右)を見ても、一般的なAndroid OSと違わないことが分かる
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アプリ画面(左)や設定画面(右)を見ても、一般的なAndroid OSと違わないことが分かる
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背面にはmicroSDカードスロットも備え、ストレージ容量を増やすこともできる。こういった仕様もAndroid端末らしい側面だ
背面にはmicroSDカードスロットも備え、ストレージ容量を増やすこともできる。こういった仕様もAndroid端末らしい側面だ
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 また、アプリも基本的に制限なくインストールできるほか、Wi-FiやBluetooth、GPSなども備えている。基本的には画面の大きなAndroidタブレットといった感覚で使える。個人的には、単体でネット動画を大画面で楽しめるのはXperia Touchならではと感じたし、利便性は高いだろう。

 ただし、スマホやタブレット端末のシステムをそのまま使うのは難しかったようで、細かな最適化を随所に施しているそうだ。「基本的に変えるつもりがなかったのに、やってみたら思った以上に調整する点が多かった」と城重氏は苦笑する。

Androidアプリのなかで「Google Earth」はかなりXperia Touchと相性がいいと感じた。タブレット端末よりもさらに大きな画面で世界中をチェックできるので、とくに目的がなくても見ているだけで楽しかった
Androidアプリのなかで「Google Earth」はかなりXperia Touchと相性がいいと感じた。タブレット端末よりもさらに大きな画面で世界中をチェックできるので、とくに目的がなくても見ているだけで楽しかった
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