「顔を上げる」がキーワード

 同社スマートプロダクト部門の城重拓郎氏によれば、この製品の開発でポイントとなったのは、「スマホを使うときに画面に集中して下ばかり見てしまう」という問題点だったそうだ。

 そこで「顔を上げる=Look Up」をキーワードとして、スマホの利点を残しつつも、周りの風景を見たり家族や友人とコミュニケーションしたりできる製品の開発を目指した。そのコンセプトから生まれたのがXperia Touchというわけだ。

 Xperia Touchを利用すれば、家族や友人とテーブルを囲んでゲームを楽しんだり、壁に投影した映画を一緒に鑑賞したり、遠く離れた両親とビデオ通話ができる。

 「みんなが手を延ばして同じ画面を触れるような環境を提供できれば、コミュニケーションもきっと円滑になるはず」と城重氏は語る。

ソニーモバイルコミュニケーションズ スマートプロダクト部門 商品企画課の城重拓郎氏(右)と、同 商品設計4部 システム1課 シニアプロジェクトマネジャーの斉藤裕一郎氏(左)
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Xperia Touchの利用イメージ
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スマホと変わらない操作感のよさ

 Xperia TouchはLSPX-P1のプロジェクションモジュールを採用していることから、同モジュールの開発チームと共同で開発された。

 これまでスマホやタブレット端末の開発を担ってきたシニアプロジェクトマネジャーの斉藤裕一郎氏は、「新しいアウトプットとしてこのモジュールを使えば、きっと面白い製品ができる」と感じたそうだ。

 LSPX-P1をはじめとしたプロジェクターと比べた場合、投影した画面をタッチ操作できる仕組みがXperia Touchの大きな特徴だ。