動画撮影で心掛けていることは……

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――なぜ、YouTuberになったのですか?

@小豆さん(以下敬称略):もともと2人で活動していたのですが、活動の幅を広げるためにYouTubeに投稿するようになりました。

 

ぶんけいさん(以下敬称略):ニコニコ動画でダンスなどを投稿していたのですが、YouTubeは見ている人の数も多く、投稿者も個性派ぞろいで、何でもできるという感覚になりました。

 

――YouTubeの動画を撮影するときに心掛けていることはありますか?

@小豆:自分たちが楽しむことが一番です。あと、作られ過ぎているとYouTubeの良さがなくなってしまいます。テレビとは違った短さとか、完璧じゃないのがYouTubeの良さだと思います。
 テレビのようにスタジオで照明がそろっていて、台本がしっかり決まっているわけではなく、部屋の一角にカメラを1台置いて、対面で話している、日常をのぞいている、そんな感じが良さだと思っています。きちんと作り込み過ぎるとテレビ番組みたいになって、「それならテレビを見ればいいじゃん」ということになるので。

ぶんけい:そうですね。見ている人が友だちみたいな感覚でいてくれればと思います。実際に撮影しているのもスタジオではなく、撮影用の部屋を使っていますし。

撮影はコンパクトデジカメ!?

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――普段、撮影に使っているカメラはなんですか?

ぶんけい:ソニーの「RX100 V」です。これはYouTubeを始めてから3代目のカメラです。

――どんなムービーカメラが登場するかと思っていたのですが、なぜ、コンパクトデジカメになったのですか?

ぶんけい:最初の一眼レフは少し古い型でオートフォーカスの反応が良くなく、重さもあり、液晶モニターを180度回転できませんでした。映像用に作られてはいなかったので30分以上録画できないという弱点もありました。画像はすごくきれいですが、きれい過ぎて不自然でした。
 その後、家庭用ビデオカメラ(ハンディカム)に替えました。画質、液晶モニター、録画時間の問題は解決しました。重さはたいして変わらないのですが、持ちやすくなりましたね。でも、わがままなんですが、画質が「普通」過ぎましたね(笑)。家庭用ビデオカメラの映像がYouTubeではありふれていると思えたんです。

――そして、行きついた先が「RX100 V」だったということですね?

ぶんけい:そうです。きれい過ぎず、汚過ぎず、ちょうどよかったです。カメラを持っていることを意識しない大きさ、軽さなのもいいです。一眼レフや家庭用ビデオカメラは「カメラ」を意識してしまうのですが、コンデジはそれがなく、僕たちの気持ち的にも不自然にカメラを意識しなくなりました。
 レンズは今までのどれよりも広角ですし、人間の視野を意識(詳しくは後述)して、24~35mm(35mm換算)ぐらいで使っています。あと、モニターが上向きに回転するのも良かったですね。

――三脚もコンパクトですね。

ぶんけい:今日は外用のミニ三脚を持ってきましたが、家では普通の三脚を使っています。目線の高さで固定しています。視聴者と対話しているイメージを大事にしています。

 
ソニーのサイバーショット「RX100 V」(DSC-RX100M5)。ワイド端24mmの広角をカバーし、動画撮影機能も多彩。重さはバッテリー込みで300gを切る
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モニターがレンズの上に来るので、モニターを見ながらでも自然なカメラ目線を保てる。モニターが横に開いていると、画面を見たときに視線も横に行ってしまうが、真上にあれば、レンズと視線の左右が一致するので自然に見えるという
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