海外の映像系メディアがコンテンツ提供を表明

 ヘッドセットにスマートフォンを組み合わせて楽しむVRとしては、サムスンの「Gear VR」があります。Gear VRはヘッドセットに操作ボタンが付いているのに対し、Daydreamでは無線接続で利用するコントローラーで遊ぶようになっていて、操作性はかなり良さそうです。ただし、加速度センサーで動きを検知するシステムなので、プレーヤーの動きがどこまできちっと捕捉されるかは未知数です。

VR空間に浮かんだメニューから、コントローラーを使ってコンテンツを選択していく
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3つのボタンが付いた無線のコントローラーを操作してゲームをプレーする
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 では、Daydreamで楽しむコンテンツは、主にどんなものになるでしょうか。Oculus Rift、HTC Vive、PlayStation VRとは必然的に異なる方向性で、グーグルの強みを生かした内容になりそうです。例えば、すでにVRに対応しているYouTubeやストリート・ビューの使い心地はさらによくなるでしょう。また、多数発売されているグーグル・カードボード向けのコンテンツもDaydreamに移植され、Google Playで配信・販売されるため、すぐに豊富なアプリがそろってきそうです。

360度が見られるおなじみの「ストリート・ビュー」も、VR用に最適化されそう
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 そのほかにも、報道やスポーツなどの新たなメディアとなり、これまでとは違った体験をもたらしそうです。NetflixやHulu、IMAX、HBO Nowといった映像系、MLB.comやNBAなどのスポーツ、ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、USAトゥデイ、CNNなどの米国の大手ニュース媒体がコンテンツを提供することを表明しました。

米国の大手ニュース媒体や映像配信会社などがコンテンツ提供を表明
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 バスケットボールのゴールやシリアの戦場の真ん中に設置された360度カメラの映像をリアルタイムでDaydreamで見る――。そんな新たな視聴スタイルが生まれるかもしれません。