GoProを7台使ったカメラで撮影
配信している360度動画の撮影には、GoProのアクションカメラを7台組み合わせた独自のカメラシステムを使っている。一般的に360度撮影をする場合は6台組み合わせることが多いが、映像のつなぎ目を目立たないようにするために7台使うことにしたという。
360度動画の撮影時にも、出演者が各カメラのなるべく正面に映るようにして、映像のつなぎ目に顔が入らないように注意するなど、独自のノウハウが数多くあるという。
思わず身体が反応しちゃう興奮の視聴体験
この360Channelを早速体験してみた。体験に使ったのは、サムスンのスマートフォン(Galaxy S6/S6 edgeなど)を取り付けてVRを体験する機器「GearVR」だ。すでに市販されていて実売価格は1万5000円前後。
6つのチャンネルのうち、とにかくまず体験してみたかったグラビアアイドルが出演するバラエティー番組を視聴してみた。番組はスタジオの一室で、中央の机の上にカメラが設置され、そこを出演者が取り囲んでいる。頭を動かして周囲を見渡すと、どの向きにも出演者がいる。頭を上下に動かすと天井や足元も見える。目を凝らしてみても映像のつなぎ目は全く分からず、自分が動画の中にいるような、その場に自分がいるような臨場感がある。
映像が切り替わってグラビアアイドルが目の前に寄ってきたり隣に座ったりといった視点になると、本当にすぐ側にいるように感じて思わず誘惑されてこちらも身体が動いてしまう。以前に「PlayStation VR」向けコンテンツの「サマーレッスン」を体験したことがあるが、その実写版のような感じだった。
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