想像以上に質感がよかった

 実際にディスプレイボードを使った感想をレポートしたい。

 箱から出したときの第一印象は「写真で見るより、現物のほうが高級感がある」というものだった。これは、棚の天面に同社のファイルに使われているPP加工を施すことで、見た目と質感をアップさせているからだ。

「普通のABS樹脂だと裏面の格子が透けてしまい、見た目が良くありませんでした。きれいに見せるために、ファイルに使っている素材を貼ることにしたんです」(同社 木次谷氏)

 取り付けにかかった時間は1分弱。iMacの縁にディスプレイボードの前面をひっかけたら、背面に回りアームの調整ボタンを押してiMac本体にぴたりとくっつける。これだけで、あっという間に棚ができた。拍子抜けするくらい簡単だった。

 なお、天面の前面には、カードやスマートフォンを立てたり、ペンを置いたりするのにちょうど良い幅の溝が用意されている。

ディスプレイボードの天面には、右の青いファイル(同社製品)の表紙と同じ素材の黒色バージョンが貼ってある
ディスプレイボードの天面には、右の青いファイル(同社製品)の表紙と同じ素材の黒色バージョンが貼ってある
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天面の前面には、カードやスマートフォンを立てたり、ペンを置いたりするのにちょうど良い幅の溝を用意
天面の前面には、カードやスマートフォンを立てたり、ペンを置いたりするのにちょうど良い幅の溝を用意
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