程度はソコソコでも安く入手できるリースアップ品が狙い目

イオシスの太田文浩氏は「モバイルWi-Fiルーターはキズや汚れがあっても使用に影響がないので、リース上がりの中古品が安くてお薦め」と解説する
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 アキバの中古ショップでは、MR04LNの中古品は1万円を超える価格で販売されているが、イオシスでは9000円を切る税込み8980円で販売している。これほど安く販売できた理由として、太田氏は「リースアップの中古品を800台近くまとめて仕入れたので、一般から買い取った中古品よりも安く販売することにした」と語る。

 リースアップ品は、もともと企業など法人向けにリース形式で提供された端末が、1年や2年など一定の契約期間を満了して返却されたあと、中古品として再商品化されたものだ。パソコンやスマホではよく見かけるが、モバイルWi-Fiルーターでもリースアップの中古品が増えているのは興味深い。

 リースアップの中古品は手荒に使われたものも少なくないが、リーズナブルな価格で入手できるので、「とにかく使えればいい」と考える人は注目といえる。使う際は必ず手にするスマホの場合、傷や汚れが目立つリースアップ品は多少気が引けるものの、モバイルWi-Fiルーターはカバンにしまいっぱなしで使えるので、正常に動作すればボロボロでも問題ない。

リースアップ品はキズや汚れが目立つものも少なくないが、モバイルWi-Fiルーターならば実用上の問題はない
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 逆に、程度良好な中古品も増えているという。一部ショップでは、格安SIMの契約との同時購入を条件に、モバイルWi-Fiルーターを低価格で販売するケースが増えており、そのようにして販売されたものがほとんど使われないまま買い取りに持ち込まれる例が目立ち始めたからだ。程度を気にする人も中古品に注目する価値はある。

リースアップ品とは対照的に、一般ユーザーから買い取った中古品はきれいな状態のものが多い。程度を気にするならば、箱や説明書が付属している中古品を探すのがポイントといえる
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(文/白石ひろあき)

日経トレンディネット 2017年5月26日付の記事を転載]