朝セットすれば1日楽しめて便利

 使い方は水タンクに水を補充し、フィルターカップにコーヒー粉を入れたら抽出ボタンを押すだけ。抽出ボタンは、約120ml、約150ml、約180mlの3つが用意されている。また、付属サーバーはなく、カップに直接抽出する仕組み。一般的なコーヒーカップなら150ml、マグカップなら180mlといった使い分けができる。

 また、水タンクの最大容量が1.5Lと大きいのも便利だ。水を満タンに補充すれば6~8杯ほど抽出できるため、朝起きたら水を補充すれば水を補充することなくコーヒーやお茶を一日楽しめる。さらに、今回試用したコーヒーメーカーのなかで唯一水タンクが着脱式なのでタンクの掃除も比較的やりやすかった。

操作ボタンは基本的に「抽出量」を選ぶ。上から約120ml、約150ml、約180mlの抽出量
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抽出はコーヒーもお茶も1杯ずつ。カップに直接コーヒーを入れる
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水タンクは最大1.5Lと大容量。また、タンクごと着脱できるので洗うのも簡単だ
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コーヒーマニアも満足。オリジナルレシピが作れる本格派

ハリオの「V60 オートプアオーバー Smart7」(実売価格 税込み5万4000円)。本体サイズ幅245×奥行き120×高さ290mm。本体重量約2kg。最大タンク容量0.7L
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 コーヒーメーカーのなかでも異彩を放つのが、ハリオの「V60 オートプアオーバー Smart7」だ。本製品はなんと「湯を注ぐ」だけのコーヒーマシン。付属のサーバーやドリッパーも用意されているが、手持ちのドリッパーを利用できるのが特徴だ。付属するのは一穴式コーン型の紙フィルター用ドリッパーだが、市販の金属メッシュフィルターや台形ドリッパーなども利用できる。このため、コーヒーの道具にこだわるコーヒー通にも人気がある。

 また、自分が好きなドリッパーを利用できるだけでなく、カップにドリッパーをのせて直接コーヒーを抽出することも可能だ。ただし、コーヒーを抽出できる最小容量は270mlのため、カップを使用する場合は少し大きめの容量が必要となる。

 もうひとつの特徴が、湯量や温度、蒸らし時間、湯を注ぐインターバルに湯の勢いなどを細かく設定できることだ。コーヒーは高い温度で抽出すると苦味やサッパリ感が強くなり、低い温度では甘みとうまみが出やすいなど、入れ方で味が変わる。これらの設定を細かくすることで、自分だけのコーヒーの味を作れるのだ。この抽出方法はレシピとして保存できるほか、「細かな設定をするのが面倒」という人向けにオートモードも用意されている。

Smart7に付属するドリッパーとサーバー。もちろん、Smart7を使わず、ハンドドリップでも使用できる
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高ささえ合えば、付属のドリッパー以外も利用可能。サーバーを使わずにカップに直接コーヒーを入れることもできる
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杯数を選択するだけの「オートモード」と、自分だけの細かい設定ができる「マイレシピモード」が選択できる
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コーヒー粉を蒸らす時間や湯の温度、湯量などを細かく設定できるマイレシピモード
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9つの穴で湯をドリッパーに均一にシャワーする
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