発売後、品薄状態が続いていたアップルの「iPhone SE」。この小型iPhoneは、はたして買い替える価値があるのだろうか? 5.5インチ画面のiPhone 6s Plusから乗り換えたライターのジャイアン鈴木氏の自腹レビューをお届けする。
[画像のクリックで拡大表示]

今さら4インチ画面にした理由

 筆者は3月31日の発売日に、SIMフリー版の4インチ「iPhone SE」の64GBモデルを自腹で購入し、5.5インチ画面の「iPhone 6s Plus」から切り替えてメーンのスマートフォンとして利用してきた。

 今回の機種変更の動機は、とにかくコンパクトなスマートフォンがほしかったから。タブレットやパソコンを常に携帯する筆者にとって、スマートフォンに要求する機能はそれほど多くない。それならばスマートフォンは小さければ小さいほどいいだろうと考えたわけだ。

 iPhone 6s PlusからiPhone SEにメーン端末を完全に移行してから数週間が経過。実体験としていくつかの発見があった。記事ではその発見について、携帯性、操作性、ビューワーとしての使い勝手、通信速度、カメラ画質……と章を分けて、皆さまにお伝えしたいと思う。

次ページ 携帯性・操作性はどうなのか