1周年の大型アップデートで姿を変えるWindows 10
Windows 10がリリースされたのは2015年の7月末で、無償アップグレード期限はそこから1年間に設定されている。期限が2016年7月29日までなのはそのためだ。そして無償アップグレード期限が終了する頃には1周年の大型アップデートが行われる。
Windows 10では、Windows Insiderプログラムと呼ばれる希望したユーザーが参加するテストプログラムが行われている。4月27日の時点で配布されているバージョンには、夏の大型アップデートで採用されそうな機能がいくつも実装されている。スタートメニューは大きく変更され、日本語入力IMEの機能が強化されたり、定規が使えるWindows Inkが実装されるなど、かなり多くの変更点が見られる。
このほかにも多くの改良点があり、短時間だが使用してみて、これまでのWindows 10とはかなり別物に感じられた。夏のアップデートはこうした要素を盛り込んだ大掛かりなものになりそうだ。Windows 10へのアップグレードを無理にする必要はないが、アップグレードするとこうした新機能を盛り込んだWindows 10を利用できるようになる。無償アップグレードの期限まで残り約2カ月だが、アップデートするかどうか迷っている人はさらに迷うことになりそうだ。
(文/湯浅英夫=IT・家電ジャーナリスト)
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