スマートフォン体験ツアーの内容とは?

 イベント内容を簡単に説明すると、スマートフォン初心者とフィーチャーフォン利用者が、スマートフォンの使い方を学ぶとともに、京都観光をするというもの。中でも今回は、フォトグラファーの中原一雄氏を講師に招き、スマートフォンを用いた撮影のコツを伝授するなどカメラ機能の楽しみ方にフォーカスした内容となっていた。

 参加者はまず3~4人程度のグループに分かれ、タップやフリックといったスマートフォンの基本操作、主要アプリの簡単な使い方、そしてカメラの撮影方法について、1時間半程度のレクチャーを受けた。各グループには複数のauスタッフが配置され、分からないことがあればその場ですぐ聞くことができる態勢になっていた。

 今回のツアー参加者は24人で、そのうちフィーチャーフォン利用者は12人と半数。それゆえスタッフも通常のツアーより多く配置し、より安心して利用できるようにしたとのことだ。

各グループにはauのスタッフが配置され、分からないことがあればいつでも聞くことができる態勢が整えられている
各グループにはauのスタッフが配置され、分からないことがあればいつでも聞くことができる態勢が整えられている
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 その後、参加者は外に出て、京都府立図書館や平安神宮の大鳥居、平安神宮の境内など主要スポットを巡りながら、撮影を行った。この際、中原氏は、スマートフォンの向きを変える、2つのスマートフォンを活用して写真を撮るなど今までとは違う撮影方法を披露。参加者は皆驚き、喜んでいた。

大きな被写体を変わった方法で撮影したり、スマートフォンの向きを変えて地面スレスレから撮影したりと、プロの撮影テクニックを学んでいた
大きな被写体を変わった方法で撮影したり、スマートフォンの向きを変えて地面スレスレから撮影したりと、プロの撮影テクニックを学んでいた
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 観光面では、史上最年少で京都検定1級を獲得したという“京都の達人”こと吉村晋弥氏がガイドを務め、それぞれのスポットに関する歴史や豆知識を披露。こちらも好評だったようだ。

 一通り観光が終わったあとは、LINEを使って写真をシェアする方法などを体験。最後に中原氏が参加者1人ひとりの写真を評価。その写真をプリントアウトして配布するサービスも提供していた。

観光が終わったあとは、プロが写真を評価したり、ベストショットをプリントアウトしてくれるなど至れり尽くせりの内容
観光が終わったあとは、プロが写真を評価したり、ベストショットをプリントアウトしてくれるなど至れり尽くせりの内容
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