さわけん氏~ソースたっぷりのセブンを総合的に高く評価

さわけん(沢田けんじ)氏
さまざまなメディアで活躍中の料理研究家。料理を科学的に考え、簡単にプロの味が再現できるレシピを作成する。キッチンまわり評論家として、月に250食以上のコンビニ・スーパーのPB商品、キッチン用品やキッチン家電の検証も行う

 このコンビニ食品実食テストではおなじみ、「科学する料理研究家」のさわけん氏に実食をお願いした。セブン-イレブンとローソンのハンバーグ弁当を食べた感想は以下の通りだ。

■セブン-イレブン
 「デミグラスでも和風でもないけど、ローストした玉ねぎが入っていておいしい」と、ソースを高く評価したさわけん氏。「何より量が多いところがいい」と、特にソースがたっぷりかかっている点が好印象だったようだ。「ソースの量が多いと、ご飯も付け合わせも最後までおいしく食べられる」とコメント。その付け合わせに関しては「ブロッコリーと人参のソテー以外はおいしい」という。ご飯も「硬さも味も好み」と話し、「ハンバーグも良くできているので、総合的にクオリティーが高い」との感想を述べた。

■ローソン
 「ハンバーグは粗挽き。手ごね風でふわっとしている」と、ハンバーグ自体のおいしさを高く評価。ガーリックの利いた醤油ベースのソースも好印象で、「ハンバーグもソースもセブン-イレブンよりおいしい」と話す。しかし、「味はいいがソースの量が足りないので、弁当として全体の構成を考えるとセブンのほうが上かな」とのこと。ソースが少ないこともあり、付け合わせが進まない」ともコメントした。また、ご飯も軟らかくておいしいとしながら、「パセリの香りが強く、せっかくコシヒカリを使っているのに……」とも。

■総評
 「どちらもハンバーグはすごくおいしい。僕はちょっと硬めのローソンのほうが好みでしたが、点数を付けるとローソン80点、セブン79点と僅差なので、これはもう好みの問題です。でも総合的に見るとセブン-イレブンのほうが出来が良かったと思います。ローソンはハンバーグとソースの味は最高だけど、ソースの量が少なくて付け合わせが進みません。その点、セブン-イレブンはソースがたっぷりで付け合わせもおいしく食べられました。弁当なのでハンバーグだけがおいしくてもダメ。おかずもご飯もバランスよく食べたい。とはいえ、どちらも付け合わせをもう少し頑張って作ってほしいところですね」

(文/津田昌宏、写真/中村宏)