「HMVイコール音楽」というイメージだけにはしたくない

 HMVといえばCDショップ、というイメージを持つ人も多いだろう。音楽配信サービスが主流となるなかで、「2014年8月に渋谷で開業し、現在は新宿、吉祥寺に3店舗を構えるレコード店『HMV record shop』も好調」と覚張室長は話す。その一方で、「『HMVイコール音楽』というイメージによって、音楽に関心がない人の興味を失いたくない」(覚張室長)。HMVとしての再ブランディングが必要と考え、HMV&BOOKSを出店する際にはイベントスペースを設けてトークショーやミニライブを実施するなど、体験型の店舗づくりを意識してきた。

 「本をあまり読まない人にとってはベストセラーしか目に入らないかもしれないが、日比谷コテージのセレクトによって新しいジャンルとの出合いがあればうれしい。リピーターにとって『本を買うなら日比谷コテージ』と指名してもらえる書店にしたい」と覚張室長は意気込む。

店頭では生花店「日比谷花壇」が手がけた、花瓶を使わずにそのまま飾れるブーケ「one bundle」も販売する
店頭では生花店「日比谷花壇」が手がけた、花瓶を使わずにそのまま飾れるブーケ「one bundle」も販売する
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ローソンHMVエンタテイメントの覚張正浩事業戦略室長
ローソンHMVエンタテイメントの覚張正浩事業戦略室長
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(文/樋口可奈子)

日経トレンディネット 2018年4月2日付の記事を転載]

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