リノベしたランドクルーザーは一生ものかも

 価格はベース車に左右されるものの、サンプルを見る限り300万円台から400万円ほど。もちろん凝った仕様にすれば高くなるが、基本的な内外装の仕上げや、整備なども含まれているので、かなり現実的な価格に思える。なお現在、提示されているメニューはあくまでベースであり、実際のプランはユーザーと話し合って固めていく。また今後は愛車の持ち込みにも対応していく予定だ。

 さらに「セダンやスポーツカー、そして女性のニーズが高いコンパクトカーも手がけていきたい」と藤崎孝行社長は話す。より新しいクルマをベースに、クラシカルなテイストを取り入れたオリジナル性の高い デザインも展開していくようだ。

 少し古いクルマやモノの価値が見直されている昨今だが、新品に近い状態まで個人で整備するのは部品入手の面から考えても難しい。そう考えるとRenocaは多くの人にとって魅力的なサービスといえるのではないだろうか。

 80型や90型のランドクルーザーは、今時の街乗りSUVとは違い悪路を駆け抜けるために生まれた本物の道具だ。まだ良いベース車が見つかる今のうちに手に入れて、自分好みの一台に仕上げておけば、本当に一生もののクルマにできるかもしれないと妄想は膨らむ。

フレックスの藤崎孝行社長
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(文・写真/大音安弘)

日経トレンディネット 2017年4月18日付の記事を転載]