自動車販売を手がけるFLEX(フレックス、東京都港区北青山)は2017年4月7日、中古車を購入者の好みに応じてリノベーションして販売する受注生産型の事業「Renoca」の説明会をお台場のMEGAWEBで開催した。
Renocaは少々古くても魅力のあるクルマを、自分らしく仕上げることで長く愛用してほしいというアイデアから生まれたもの。現在はトヨタ「ハイエース」をベースにした「コーストライン」と、「ランドクルーザー」をベースにした「アメリカンクラシック」「カラーボム」「フェニックス」の計4モデルをラインアップしている。
共通するのは、タフで普遍的な価値を持つクルマをベースにすることと、懐かしさを感じさせるクラシカルなスタイルをベースとしたことと、懐かしさを感じさせるクラシカルなスタイルだ。
開発には日産「パオ」「ラシーン」のコンセプターである慶應義塾大学教授の坂井直樹氏をはじめ、デザイナーが参加。1970~1980年代のアメリカンテイストを意識した、シンプルで温かみのあるデザインや色使いになっている。またボンネットをアフターパーツで一般的な繊維強化プラスチック(FRP)製ではなく、鉄製にするなど、品質や安全性にもこだわっているという。
Powered by リゾーム?