健康機器大手のタニタは新業態「タニタカフェ」を2018年5月下旬から展開すると発表した。タニタカフェは2014年から新潟県長岡市で試験営業していたが、JR有楽町駅構内にオープンする1号店を皮切りに本格展開を開始する。
メインターゲットは20代から30代の女性。同社の谷田千里社長は「タニタ食堂は近隣で働くビジネスパーソンに健康的な食事を提供することを目的に展開してきた。だが、ストレスを抱えている現代人には“心の健康”も欠かせない」と話す。
タニタ食堂で提供する定食には「エネルギー500kcal前後、塩分3g以下、野菜150~250g使用」という独自の基準があるが、「タニタ食堂の基準にとらわれず、おいしさや楽しさも追求したカフェが必要。有機野菜のおいしさを引き出し、1日に必要な野菜量を取りやすくするよう工夫したメニューを提供するタニタカフェを全国展開したい」と意気込む。
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