デザインが好評な「HBF-225」、健康管理の意識が強い人に売れている「BC-315」
4位は、オムロン ヘルスケアの「カラダスキャン HBF-225」。6歳から体脂肪の測定が可能なモデルで、乗るだけで最大4人の登録者から自動識別してくれる。
人気の原動力になっているのはデザイン性だ。カラーはピンク、ブルー、イエローの3種類を用意する。「旧世代のモデルからそうですが、他に代わりのないユニークでオシャレなデザインが受けています。女性に限らず、若い20~30代の若い世代の方によく売れる製品です」
5位のタニタ「インナースキャン BC-315」は、上位で唯一7000円台をつけるモデルだ。50g単位で測定できるうえ、アスリートモードや長期的な体調管理をサポートする「マイサポ機能」を備えるなど、内容が充実している。カラーはパールホワイト、メタリックグレー、メタリックグリーンの3色だ。
「細かく体重測定できるのでダイエットのモチベーションが上がりますし、赤ちゃんの体重を測るのにも便利です。3位のBC-705Nもそうですが、ジョギングなどに励んでいる方が増えているので、アスリートモードの注目度が上がっているように思います。学校で部活をしているお子さんがいる方も重視しますしね」
体組成計の売り場には、スマホでデータを管理できるウエアラブル活動量計も置かれている。40~50代の男女を中心にじわじわと購入層が伸びているそうだ。「身につける習慣をつけておけば心拍数や睡眠時間まで測れるので、健康管理の意識が強い人に買われていくことが多いです。登場したばかりの頃は新しいモノ好きな方に人気でしたが、近ごろは年配の方に注目されていますね」
心拍数や消費カロリーなども管理できるfitbitの「CHARGE 2」がとくに人気があるそうだ。価格は1万9800円だった。
執筆者/古田 雄介(ふるた・ゆうすけ)氏
1977年生まれ。建設業界と葬祭業界を経て2002年にライターへ転職し、テクニカル系の記事執筆と死の周辺の実情調査を進める。「古田雄介のアキバPick UP!」(ITmedia PC USER)、「インターネット死生観」(デジモノステーション)、「ネットと人生」(インプレス シニアガイド)などを連載。
[日経トレンディネット 2017年4月10日付の記事を転載]
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