時間をさかのぼってシャッターチャンスを捉えられる新Xperia

 ソニーモバイルコミニュケーションズは、次世代の高性能モデル「Xperia XZ Premium」「Xperia XZs」を発表した。デュアルカメラが高性能スマホのトレンドとなるなか、従来通りシングルタイプのカメラを採用する。デュアルカメラの検討自体は続けているというが、別のポイントで他社との違いをアピールする。

ソニーモバイルコミニュケーションズの「Xperia XZ Premium」
ソニーモバイルコミニュケーションズの「Xperia XZ Premium」
[画像のクリックで拡大表示]
背面カメラはデュアルタイプではなくシングルタイプとなる
背面カメラはデュアルタイプではなくシングルタイプとなる
[画像のクリックで拡大表示]

 そのカギとなるのが、ソニーが開発した撮像素子「メモリー積層型CMOSセンサー」だ。デジカメ向けに製品化したメモリー一体型CMOSセンサー(1インチ版)をベースに、撮像素子と回路の2層にさらにメモリー(DRAM)を積層した点が新しい。デジカメ用よりも小さなサイズのセンサーで極力大容量のメモリーを搭載するために、こうした設計を採用したという。

ソニーのデジカメでおなじみのメモリー積層型CMOSセンサーをスマホに応用する
ソニーのデジカメでおなじみのメモリー積層型CMOSセンサーをスマホに応用する
[画像のクリックで拡大表示]
撮像素子がキャッチしたデータを高速に読み出せるため、CMOSセンサーの欠点であるローリングシャッターゆがみの発生が抑えられる
撮像素子がキャッチしたデータを高速に読み出せるため、CMOSセンサーの欠点であるローリングシャッターゆがみの発生が抑えられる
[画像のクリックで拡大表示]

 撮像素子に積層したDRAMにより撮影データを高速に読み出せるため、高速で移動する被写体を撮影すると被写体が不自然にゆがんで写る「ローリングシャッターゆがみ」が発生しづらいほか、高速性を生かしたスーパースローモーション撮影機能が新たに搭載された。動画撮影中にボタンを押すことで、約0.18秒間だけ960fpsのハイスピード撮影を実行する。再生時には30fpsで再生することで、約6秒間のスーパースローモーション表示になる。決定的瞬間がスローで再生されるので、インパクトの大きな動画が楽しめる。

通常の動画の最中に数秒間のスローモーションが入り、ドラマチックな動画が簡単に作成できる
通常の動画の最中に数秒間のスローモーションが入り、ドラマチックな動画が簡単に作成できる
[画像のクリックで拡大表示]