設置は簡単、ドアに貼り付けるだけ
次に、Qrio Smart Lockの設置手順や使い勝手を見ていこう。
まずは、ドアへの本体取り付け。Qrio Smart Lockにとって、設置の簡単さは導入のハードルを下げる魅力のひとつだ。
手順は、端的に言えば「本体を両面テープでドアに貼り付けるだけ」。形状が特殊でなければ、5分とかからずに設置は完了する。工具も必要ないので、誰でも簡単に取り付けられるはずだ。
サムターン部分が大きく出っ張っているドアでも、付属の「高さ調整プレート」を取り付ければ設置は可能。さらに、サムターンの形状に合わせたホルダーパーツも3種類用意。幅広いメーカーの鍵に対応し、多くのドアに設置できる点も魅力のひとつといえる。
スマホ側には専用アプリ「Qrio Smart Lockで世界中の鍵をスマートに!」(iOS/Android対応)をインストールする。スマホと本体はBluetoothで連動。アプリを起動したら本体を認識させ、鍵の解錠位置と施錠位置を設定すれば準備は完了する。アプリ側の設定も画面に沿って進めればよいので簡単だ。
操作して2〜3秒で鍵を解錠
では、実際の使い勝手はどうだろうか。まず、スマホとQrio Smart Lock本体の通信距離はだいたい5m前後。範囲に入ると自動的に接続するので、普通に歩いてきてドアの前に立てばすぐに操作できる感じだ。
鍵の解錠・施錠は、アプリ画面下部のボタンをスライドさせて行う。操作すると2〜3秒程度で鍵が開いた。驚きのレスポンスとはいかないが、実用には許容範囲だろう。
もちろん通信エラーがあると時間が延びたり動作しなかったりというケースもあるだろうが、筆者が使ったなかではそういったケースはほぼなかった。

スマートウォッチでの反応も基本的にはスマホと同じ。こちらも、スマートウォッチで解錠・施錠を操作すると2〜3秒で動作してくれた。スマホを取り出す手間がないぶん、手軽さではこちらのほうが上。スマートウォッチユーザーはぜひとも活用してほしい。
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