20万円ほどの3Dプリンターを使用

3Dプリンターが普及すれば、プラモデルメーカーには脅威になるような気もするが、タミヤはマシンや場所の提供を行うなど、むしろこのイベントに協力的だ。
「ミニ四駆のボディーを自分でデザインするのは昔からのファンの夢ですから。また、今のミニ四駆人気は30~40代を中心にしたものなので、親子でものづくりを学ぶための題材として大変適していると考えています。3Dデータ&3Dプリンターという先端技術をタミヤのミニ四駆を通じて学び、より多くの人にもの作りの喜びを体験してもらいたいですね」(タミヤ 営業課広報担当 三輪一正 氏)
現段階では残念ながら公式レースにオリジナルボディーでの参加することは認められていない。しかし、ボディー形状にレギュレーション(特定のボディパーツを付けなければならないなど)を設け、オリジナルボディーを使ったクラスを作ったら面白そうだ。
この日使用された3Dプリンターは「AFINIA H480」という小型のパーソナルタイプ。価格は思ったよりも安く20万円ほどで、3Dデータを作成するソフトも1万5000円程度とそれほど高価ではない。またPCもウインドウズ7以降のOSを搭載していれば、問題なくプログラミングできるとのことだ。
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