結局、買いなのか?

 Galaxy S8/S8+が、最新スマホとして高い完成度を実現していることは間違いない。Galaxy Note 7で大きくつまづきはしたが、サムスンがスマートフォンメーカーとして屈指の開発力を持っていることには変わりない。

 また、今後、スマホでの発火事故を限りなくゼロに近づけるためにも、サムスンは他メーカー以上の品質管理を実施しているだろう。安全性でも安心できるのではないか、と筆者は見ている。

 Galaxy S8/S8+のパフォーマンスは現時点で最高峰だ。突出したカメラ機能は搭載されていないものの、これまでの機種を見ていると、画質自体は高いレベルを期待できる。Androidスマートフォンの買い替えを検討している人にとって、購入して後悔する要素は少ないといえる。

 あとは日本での販売価格次第だが、現時点で「一般ユーザーにとって買いなのか?」と問われたら自信をもって「買い!」と答えられる。

 しかし個人的には、Galaxy S8/S8+はどうしても魅力的に映らなかった。なぜか。

 実は、筆者にとってはスタイラスペンで手書きや操作ができるスマホ「Galaxy Note」シリーズがサムスンの旗艦機種であり、専用デジタイザースタイラスの「Sペン」と、Sペンを生かした独自アプリにこそ魅力を感じる。Galaxy Noteシリーズの次期モデルを購入することを決めている筆者は、Galaxy S8/S8+の購入は見送るつもりだ。

(文/ジャイアン鈴木)

日経トレンディネット 2017年3月31日付の記事を転載]