独自のデジタルアシスタントを搭載

 Galaxy S8/S8+独自機能として紹介された「Bixby」は、アップル「Siri」、グーグル「Google Assistant」、マイクロソフト「Cortana」のようなデジタルアシスタント機能だ。端末左側面にはBixbyを起動するための専用ボタンが用意されており、音声、文字、タッチなどで操作できる。ユニークな機能としては、製品の写真を撮影すればそれがどこで販売されているか調べてくれる。データベースが充実しているのであれば、便利に活用できそうだ。

 ほかのデジタルアシスタントと比べてどのくらい実用的なのかは現時点では未知数だが、現時点で音声コントロール機能が「英語、スペイン語、韓国語のみの対応」と案内されているのが非常に残念だ。デジタルアシスタントを音声コントロールできないのであれば利便性はかなり落ちる。

 将来的に日本語に対応する予定は本当にないのか、Bixbyの起動ボタンにGoogle Assistantなどほかのアプリを割り当てられるのかなどを確認したうえで、Galaxy S8/S8+の購入を検討するのがいいだろう。

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アクセサリーが豊富なのが魅力

 Galaxy S8/S8+にはアクセサリーが豊富に用意される。ビジネス用途メインにGalaxy S8/S8+を利用するユーザー向きなのが「DeX Station」。これはGalaxy S8/S8+をPCライクに使用するためのドッキングステーションで、あらかじめDeX Stationにモニター、キーボード、マウスなどを装着しておけば、Galaxy S8/S8+を載せるだけでPCライクなデスクトップ画面を使い始められる。

 今回のプレゼンテーションでは、PowerPointなどのOfficeアプリが実際に動作するところが披露された。フル機能のOfficeアプリを使えるわけではないが、基本機能で事足りる大多数のビジネスユーザーには魅力的な選択肢だ。

テーブル中央にあるのがDeX Station。モニター、キーボード、マウスはあらかじめ装着しておく
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「Office Mobile」はフル画面表示されていたが、メールアプリはウインドー表示されていた。サムスンが用意する基本アプリはウインドー表示できる可能性が高い
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 VRの本格普及を後押しするべくGalaxy S8/S8+と同時に発売されるのが新型Gear 360と新型Gear VR。VRの一般普及にはスマートフォンをディスプレーとして利用する「カジュアルVR」が鍵を握っているとも言われており、VR専業メーカーのOculusと共同開発しているGear VRは、そのなかでも高い完成度を実現している。Galaxy S7 edge発売時と同様に、新型Gear VRについても予約特典として無償提供されることに期待したい。

今回のプレゼンテーションでは新型Gear 360による360度ライブストリーミングの模様が披露された。またSamsung Galaxy Unpacked 2017では新型Gear 360が配布されており、Twitterなどで「Gear 360」で検索すると、実際に撮影した動画をチェックできる
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新型Gear VRは2月に開催された携帯電話関連展示会「Mobile World Congress 2017」で先行して発表されていた。ジャイロ、加速度、磁気センサーを内蔵するコントローラーが付属して129ドル。旧型Gear VRユーザーのために、コントローラー単体も39ドルで販売される
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