手持ちのノートパソコンやタブレットをつなぐ

 手持ちのノートパソコンやタブレットを、外部ディスプレーとして使う方法もある。Windows 10を搭載するノートパソコンやタブレットなら、標準でインストールされている「接続」というアプリで簡単だ。ノートパソコンやタブレットの画面を映像配信規格「Miracast」のレシーバーとして使えるようにするアプリで、これを使えば、手持ちのノートパソコンやタブレットにWi-Fi経由でデスクトップを表示できるようになる。

 手順は、まず外部ディスプレーとして使いたいノートパソコンやタブレットで「接続」アプリを起動する。アプリを起動したパソコンやタブレットが待ち受け画面に切り替わるので、接続したい機器からMiracastの配信機能を使って接続すればよい。Windows 10パソコンから接続するには、[Windows]キーを押しながら[P]キーを押してディスプレーの切り替え画面を表示し、「ワイヤレスディスプレーに接続する」を選ぶ。一覧に、待ち受け状態になっているパソコンやタブレットが表示されるので、目的のパソコンやタブレットを選ぶと接続が完了し、マルチディスプレーになる。

 AndroidやiPad、Amazon Kindleといったタブレットも、アプリを用意すればパソコンの外部ディスプレーとして使える。多くのアプリがあるが「Splashtop Wired XDisplay」が便利だ。まず、パソコンで「Splashtop XDisplay AGENT」のホストプログラムをウェブページからダウンロードしインストールする。次にタブレットに各ストアから「Splashtop Wired XDisplay」アプリをインストールする。あとは、ホストプログラムとアプリをそれぞれ起動して、パソコンとタブレットをUSBケーブルで接続すれば、タブレットがディスプレーとして活用できる。

 ただし、Splashtop Wired XDisplayを無料で使えるのは、接続後10分間のみ。再接続すれば繰り返し使うことはできるものの、10分間以上使うのであれば、600円(App Store)または822円(Google Play)を支払う。

「接続」アプリを使い、Windowsタブレットをパソコンのサブディスプレーとして利用した。接続はWi-Fiなのでケーブルは不要だ
「接続」アプリを使い、Windowsタブレットをパソコンのサブディスプレーとして利用した。接続はWi-Fiなのでケーブルは不要だ
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接続アプリを起動すると、パソコンは待ち受け状態に切り替わる。これで、接続したい機器からMiracast配信機能で接続できる
接続アプリを起動すると、パソコンは待ち受け状態に切り替わる。これで、接続したい機器からMiracast配信機能で接続できる
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 デスクトップ画面が狭いと感じたら、ディスプレーを追加するのが一番楽だ。ディスプレーを購入しなくても、使っていないノートパソコンやタブレットがあれば、それでマルチディスプレー環境を構築してみよう。

(文/田代祥吾)

日経トレンディネット 2017年3月14日付の記事を転載]