コイズミ:軽トラベースの軽キャンパーは電動でキャビンを変形

コイズミ「かるキャン・コンビ」
コイズミ「かるキャン・コンビ」
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 コイズミ(東京・板橋区)の「かるキャン・コンビ」は車宿泊時にキャビンの形状を“トランスフォーム”(変形)させることで室内容積が大きく拡大する個性的な1台。昨年の記事でも紹介したので覚えている人もいるだろう(日経トレンディネット関連記事)。ニューモデルはこれまで手動だったキャビンの拡張作業が電動でラクに行えるよう進化。さらに内装の仕立ても一新された。

「かるキャン・コンビ」は以前は手動だった変形によるキャビンの拡張作業が電動になった
「かるキャン・コンビ」は以前は手動だった変形によるキャビンの拡張作業が電動になった
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 担当者によると、このモデルは長距離を旅するというより「動く別荘」として人気のあるモデルだという。軽トラックがベースとなっているため運転席とキャビンはつながっておらず、運転時の快適性はある程度割り切って考える必要がある。走ることはそこそこにして広大なキャビンでゆったりと過ごすことに主眼が置かれたキャンピングカーなのだ。乗車定員2人、就寝定員2人で、オプションが装着された出展車の価格は360万円。

わずか30秒で室内容積を拡張できるのが最大の特徴。軽自動車の枠を守りつつ、大人が立ち上がれるほど広い室内空間を持つ
わずか30秒で室内容積を拡張できるのが最大の特徴。軽自動車の枠を守りつつ、大人が立ち上がれるほど広い室内空間を持つ
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