既存のジンズユーザーに「乗り換え」を提案

 発売にあたり、さらにターゲットを絞りこんで既存のジンズユーザーを狙った戦略を展開した。他社コンタクトレンズからの乗り換え提案だ。同社の調査では、ワンデーユーザーのおよそ50%がジンズの眼鏡を所有していたという。一方、眼鏡市場全体におけるジンズのシェアは25%。コンタクトレンズとジンズの眼鏡を併用している人は、ジンズの眼鏡のみを使用している人の2倍になる計算だ。そこで、発売前に行ったトライアルレンズ配布の施策にあえて広告は出さず、公式サイトのみで告知を行った。結果としてかなりの反響があり、読みが当たったと感じているという。今後はアプリやメルマガを通して積極的にコミュニケーションを取ることも検討している。

商品はOEMで調達。イオン性高含水レンズは酸素を通しやすいので目に負担がかかりにくいのと、目のカーブにフィットしやすいのが特徴だという
商品はOEMで調達。イオン性高含水レンズは酸素を通しやすいので目に負担がかかりにくいのと、目のカーブにフィットしやすいのが特徴だという
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 コンタクトレンズの展開と同時に、目薬やサプリメントの取り扱いも開始する予定だ。だが、コンタクト用商材に限定せず、花粉症対策や目の疲れをサポートするものなど、コンタクトでも眼鏡でも使える商品をそろえるという。「今後もジンズユーザーにとって必要だと思う商材を提供したい。ニーズがあるものはいずれ自社ブランドで展開してきたい」と笈沼氏は意気込む。

(文/樋口可奈子)

日経トレンディネット 2018年2月6日付の記事を転載]