酒類と欧米系の食材が豊富、一方で日本製品は…

 近年、従来に比べて各種手続きが簡略化された自由貿易試験区(自貿区)が設定された影響か、外国の食品や酒類、ケア商品などを扱う輸入品ショップを中国各地で見かけるようになった。輸入品は「跨境商品」と呼ばれており、これをキーワードに中国の地図サイトで検索すると、「輸入品直売センター」を意味する店名の店舗が中国全土にあることが確認できる。

 輸入品ショップはテナントの1つという形態のほか、フロア全体が輸入品ショップエリアになっていたり、丸ごと輸入品ショップというショッピングセンターも登場している。取り扱っている商品は酒類が多いが、欧米系の食材のバリエーションも豊富だ。

 日本からの輸入品はというと、紙おむつがメーンで、食品やケア製品が続くが、他国の商品と比べて特に数が多いわけではない。紙おむつの中は日本のスーパーの購入済みシールが貼ってあるものもあるので、日本で購入したことが分かる。ところが食品はというと、多くはパッケージの日本語が怪しいものばかり。日本の食材を欲する中国在住日本人としては、がっかりな商品ラインアップだ。

ショッピングセンターのフロアの一画を占める輸入品ショップ。
日本製品コーナーの主役は赤ちゃん用の紙おむつ。
食品は明らかに日本製ではないものがほとんど。