筆者は2016年10月末、アップルのスマートウォッチ「Apple Watch Series 2(以下Series 2)」のナイキとのコラボモデル「Apple Watch Nike+」(3万7800円〜、以下Nike+)を購入した。実際に2カ月間使ってみて、その使い勝手を紹介したい。

 筆者はもともと、2015年4月に発売された初代Apple Watchシリーズの「Apple Watch Sport」を使っていた。通知機能に加え、主に活用していたのは「ワークアウト」である。軽いジョギング程度ではあるが、ランニングする機会が多いからだ。

 ただ、初代Apple WatchシリーズはGPSを搭載しておらず、Apple Watch単体での走行距離の計測精度は高くない。しかし、大まかな距離と心拍数がモニターできる点で重宝していた。

 2016年秋にSeries 2が発表されたとき、既にApple Watch Sportを持っているため購入を悩んだ。初代にはないGPSと防水、Suica(Apple Pay)の対応が決め手となり、購入を決意した。

筆者が所有していた「Apple Watch Sport」 (スペースグレイアルミニウムケース38mm+ブラックスポーツバンド)
購入したApple Watch Nike+(シルバーアルミニウムケース38mm+フラットシルバー/ホワイトNikeスポーツバンド)

 Series 2には、複数のバリエーションがある。吟味したうえで選択したのは、スポーツ利用に適した「Apple Watch Nike+」だ。Nike+モデルは、通常のスポーツバンドとは異なる穴の開いたデザインが新鮮で「新しいApple Watchだ」と分かりやすい点も決め手となった。

 ケースは38mmと42mmの2種類あるが、小さい方の38mmを選択した。ディスプレーが小さくなりタッチ操作がしづらくなるデメリットもあるが、「軽さ」を重視したかったからだ。

 38mmを選んだ理由には「安さ」もある。Nike+(38mmモデル)の価格は、3万7800円で、Series 2の組み合わせとしては最安だ。カラーは、白、緑、黒の3色バリエーションがあるが、筆者は白にした。緑は私生活ではポップ過ぎるし、黒は既存の初代用バンドとかぶる、という理由である。

第一印象は「軽い」

 通常モデルが2016年9月16日発売だったのに対し、Nike+モデルは10月28日発売と1カ月以上遅かった。

 手元に届いてすぐに装着したが、Apple Watchのスポーツモデルは軽い。筆者は今までさまざまなスマートウォッチを試してきたが、Apple Watchのフィット感は別格である。

 スポーツタイプのバンドは付け外しが簡単だ。バンドには穴が開いていて通気性がよく、長時間、装着したままでもムレにくく、不快感がない。

 ただし、白色バンドは汚れが目立つ。筆者の仕事がら鉛筆汚れがついてしまうことがあるため、机で鉛筆を持つ際には、外すようにしている。もっとも、軽い汚れなら手でこすれば落ちる。

 また、筆者は初代Apple Watch用にサードパーティー製の安い交換バンドを購入していた。バンドのサイズは38mmで共通しているので、そのままNike+でも使えた。汚れが気になる場合はバンドを交換する手もあるだろう。ただし、バンドを換えてしまうと、初代とSeries 2との外見上の違いはなくなってしまう。

筆者の手首周りは約18cm。38mmモデル用のスポーツバンドがピッタリだ