スウェーデンの家電メーカー、エレクトロラックスが2018年1月17日にロボット掃除機「PUREi9(ピュア・アイナイン)」を発表した。3月2日発売で、実売価格は13万円前後になる見込みだ。
エレクトロラックスは2001年に世界で初めて「トリロバイト」と呼ばれるロボット掃除機を発売したメーカーだが、2世代目となる今回のPUREi9まで実に約17年もの月日が経過した。エレクトロラックス・ジャパンの長岡慶一社長は「当時の失敗を糧にしてロボット掃除機に必要だった2つの問題を解決し、“捲土重来(けんどちょうらい)を期して”発表にこぎ着けた」と語る。
「1つ目の問題は自律性。掃除をしたら自分で充電器に帰らないといけないが、途中で突っかかって止まってしまうことはなくなった。『掃除の旅』に出たら必ず戻る。もう1つは、ロボットといっても本質は掃除機なので、掃除機としての性能が高くないといけない。吸引力のある掃除機がロボットの形になったというのが根底に流れている原理だ」(長岡社長)
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