撮影までの待ち時間が楽しい 「甘酒香る海鮮ふわふわメレンゲ鍋」(十焼十鍋)

 東京・飯田橋にある「十焼十鍋」は鍋と郷土料理の専門店。鍋と鉄板焼きメニューが約50種類ほどあり、夏でも鍋が食べられる。人気鍋メニューのひとつ「甘酒香る海鮮ふわふわメレンゲ鍋」はメレンゲにすり下ろした山芋を練り込んでのせた、日本料理の「薯蕷(じょうよ)蒸し」の鍋バージョンだ。汁が温まるにつれてメレンゲがむくむくと膨らみ、最終的には鍋をドーム状にこんもりとメレンゲが覆う形になる。かなりインパクトがある鍋だ。

「甘酒香る海鮮ふわふわメレンゲ鍋」(1人前で、税込み1480円。注文は2人前から)。八海山の酒かすでつくった甘酒入りのつゆはコクがあり、山芋のとろろ入りのメレンゲとの相性が抜群
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 つゆが温まるまでに数分から10分近くかかるが(季節により異なる)、膨らみ始めるとあっという間なので、見逃さないように注意が必要だ。筆者も待ち時間の長さについ油断してしまい、スタッフの声かけがなければあやうく見逃すところだった。メレンゲの表面が揺れて少しずつ動き始めたら、いつでも動画撮影できるように構えて待っていたほうがいいだろう。だが、「まだ?」「もういいかな?」と待っている間の緊張感もまた楽しい。一気にメレンゲが膨らむ様子は本当に動画向きで、盛り上がること間違いなしだ。

表面が動き始めると一気に膨らむので、タイミングを逃さないよう注意

 膨らみ切ったらメレンゲの一部を崩し、中のつゆで魚介や野菜をしゃぶしゃぶ風にする。このメレンゲを具とつゆに絡めて食べるのだが、山芋が入っているせいかすぐにしぼむこともなく、口に入れるまでふわふわのまま。食感は軟らかいはんぺんのようだ。メレンゲの奪い合いになるのは必至だろう。山芋が入っていることで膨らみ切っても噴きこぼれることなく形がキープできて、火にかけたまま最後までメレンゲを楽しめるのだという。

メレンゲの一部を崩し、具を入れてしゃぶしゃぶのようにして食べる
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とろろ入りのメレンゲは加熱するとふわふわのままで固まり、口に入れた瞬間に溶ける。メレンゲだけ食べ続けたいほどだった
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「十焼十鍋(ジュウヤキジュウナベ) 飯田橋西口」(千代田区富士見2-2-12 KIDS001ビルB1・1F)。飯田橋駅から徒歩1分。不定休。営業時間は17~23時。平日のみランチタイム営業(11時半~14時)。ランチタイムで鍋の取り扱いもあるが、メレンゲ鍋は提供していない
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