ダン:先ほども話しましたが、警察官は間に合いません。銃乱射事件が起きた際の対応についての会議に友人が参加した時、インディアナ州の郡保安官はこう言ったそうです。「われわれの到着を待つならば、相当な時間を待つことになる」。銃を持った乱射犯は自殺するか射殺されるかのどちらかです。射殺した人間が警察官でも武装した市民でも変わりません。その場を守れる人が現れれば銃の乱射は止まります。

 (昨年11月に起きた)テキサス州の教会での銃乱射事件を覚えていますか? あそこは私たちが住んでいた場所から20分ほどのところだったので、知り合いが巻き込まれていないか心配しました。あの事件では、近隣の男性がAR-15を持って追いかけ、他の場所を襲撃しようとした犯人を止めたと言われています。これは素晴らしいことだと思う。

銃規制推進派の“偽善”

銃規制に対するメディアの対応をどう思いますか?

ダン:ああ、あれは完全に偏っていますね。意図があるんですよ。主要メディアのほとんどは左派です。彼らはイデオロギー的に銃が嫌いで、銃規制を巡る流れをコントロールしたいと思っているんですよ。

 また、彼らは自分以外の人間が銃を持つことを嫌います。元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグというメディアの大物がいますよね。彼は銃規制運動にかなり深く関与しています。一方で、元ニューヨーク市警の警察官をボディガードとして24時間体制で雇っています。彼は億万長者だからそれだけの余裕がある。

 では、彼の命は私の命よりも価値があるのでしょうか?

 そんなことはありません。彼は武装したセキュリティをつけてもいいのに、私が自分自身や子供を守るために武装できないのはなぜでしょうか。銃規制推進派には偽善がある。

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