学生生活をおくるうえで周りのサポートを受けている

求める人物像を教えてください。

佐藤:6つの人材像がありますが、特に「感謝の心を持っている人」「果敢に挑戦する人」かどうかを重視しています。

 感謝の心はやはり、一度破たんして社会の皆さまの支えで再度やらせてもらっている。これから入る社員の方に責任はありませんが、大切なのは学生生活をおくるうえで周りのサポートを受けているということを自覚することです。家族や同級生など友人への感謝、先生への感謝が感じられる方は好印象ですね。サポートとか支援を当たり前だと思ってないですか、というところを問います。業務にもとても必要なことで、エアラインは社員が3万人いますが、皆が協力してはじめて飛行機が飛びます。チームワークで動くにも仲間への感謝がないと。

 もちろんお客様への感謝も欠かせません。お客様に多くの航空会社の中でJALを選んでもらった、ありがたいなと思えば、満足してもらいたいと思うし、間接部門だと喜ばれる商品にしようと思います。

 もう一つの「果敢に挑戦する人」というのは、技術進歩もありますし、ニーズは変わる。LCC(格安航空会社)も台頭していますし、やはり安住できない状況です。現状に満足せず、変えて挑戦できる人を求めています。

最後に、学生が持ちがちな誤解について教えてください。

佐藤:学生に勘違いされがちなことですか?「英語力は要るのですか」とよく聞かれますね。英語は入ってから頑張ってもらえれば大丈夫です。

 あと文系の仕事ばかりですね、とも言われるのですが、まったく関係ありません。例えば分析とかがいい例です。新しい座席を導入する場合、1席減らすと収支がどう変わるか、収益と満足度の関係は長期的にどうなるかなど。アナリスティックの世界なので理系の方が勉強した内容が生かせます。座席数や料金の変動、機材繰りなども高度な計算が必要です。

 あと学歴も関係ありません。2016年採用でも名古屋の私立大で、初めての採用という大学がありました。昨年初めて採用した大学出身の社員からは、「学校からの期待が大きくてプレッシャーです」なんて話もありました。

採用情報
 2016年卒の内定数は総合職(事務職)70人、技術職20人、客室乗務員300人など。エントリーシートへの応募数は約1万。17年卒の採用規模は未定。選考プロセスはエントリーシートとウェブテスト、グループディスカッション、面接で構成する。大卒の初任給は22万2000円。有価証券報告書(2015年3月末)によると、連結の従業員数は3万1534人。単体の平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は14.4年、平均年間給与は735万円。

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