会話を通じて人柄や醸し出す雰囲気を見ている

内定を取る学生の方の共通項はありますか。

:共通項を挙げるのはなかなか難しいです。ただ、住友商事が欲しい人物像に「創造=ビジネス作る、発信=自分の考えを熱を持って発信する、協働=周りを巻き込んで粘り強く取り組める」を掲げていますので、それにそった人材が集まっています。中でもチーム、組織で動くことを重視していますので協働が一番大事なところです。

ほしい人材像にそっているかはどこで見極めていますか。

:面接ですね。まず大前提として、会話が成立するかが大事です。用意しておいたことを一方的に話すのではなく、こちらと会話ができているかを特に注意して見ています。緊張もあるのだと思いますが、聞いていないことを答えてしまうケースもあります。よい印象を持つ就活生は、自然体で会話ができて、自分のいいところも悪いところもしっかり話せる人でしょうか。

 そうした会話を通じて人柄や醸し出す雰囲気を見ていきます。人柄を見たいので最初の面接では志望動機も聞かないほどです。人柄は敢えて言えば、住友商事で活躍できそうな人かどうかを見るぐらいで、厳密には定義していません。ただ、商社の仕事はラクではないので、会社に入ってから歯を食いしばってでも頑張れるかを見ています。言い換えれば線の太そうな人かどうかですね。

 あとは素直かどうか。顧客などパートナーとやっていけそうかというのもチェックしています。こうした就活生は入社後に、伸びしろがあると考えているためです。

採用情報
 2016年卒の内定数は130人、エントリーシートへの応募数は約7000。17年卒の採用はほぼ同規模。選考プロセスはエントリーシートとテスト、面接で構成する。大卒の初任給は約24万円。有価証券報告書(2015年3月末)によると、連結の従業員数は7万5448人。単体の平均年齢は42.8歳、平均勤続年数は18年5カ月、平均年間給与は1300万円。

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