今後は料金やサービスの見せ方も工夫していく

電気料金やメニューの設定はどれくらい検討したのですか。

笹山:一番最初で、比較対象がない中で設定しました。我々はお客さんのアンケート調査を参考にしました。

 まず、電力会社を選択する際に何を重視するかを聞きました。1番はお得な料金プランで、2番は企業の信頼性、3番は簡単、便利でした。我々はエネルギー事業の歴史の積み重ねがあり、信頼いただけるのではないかと思っています。

 料金は電気単独で価格勝負というより、電気とガス、通信などのセットのトータルでお客さんにメリットがあるようにしました。

 経済産業省の調査で、値差が3~5%あればスイッチング率が高まるというデータがあったので、それらも参考にしました。

東京ガスで電力事業を担当する事業革新プロジェクト部長の笹山晋一氏
東京ガスで電力事業を担当する事業革新プロジェクト部長の笹山晋一氏

電源調達はどのような戦略になっていますか。

笹山:自社保有電源として約130万kWあり、今年2月には扇島パワー3号機が稼働して約160万kWnになります。2020年には300万kWという目標があり、小売り量に対して自社の保有電源が大幅に足りなくなるという事態は想定していません。

電気料金の見せ方として、東電の料金と比較して表示してくれた方が分かりやすかったのですが。

笹山:はじめなので、そんなにドギつくなく、品良くいこうと考えました。その辺りは、料金やサービスの見せ方も分かりやすくお伝えする工夫をしていこうと思っています。

また料金を見直す可能性はありますか。

笹山:はい。まだ検討中ですが、必要に応じて見直すことはあります。

まずは会員登録(無料)

有料会員限定記事を月3本まで閲覧できるなど、
有料会員の一部サービスを利用できます。

※こちらのページで日経ビジネス電子版の「有料会員」と「登録会員(無料)」の違いも紹介しています。

※有料登録手続きをしない限り、無料で一部サービスを利用し続けられます。