エンジンのような形状をしたパワートレーン

 次は電動パワートレーンだ。新型リーフは充電器とDC-DCコンバーター、DC-DCジャンクションボックスを1つのモジュールにした「PDM(Power Delivery Module)」が特徴である。上から順にPDM、インバーター、減速機一体型のモーターと強固に結合し、一体化している。まるでエンジンのような形状で車両に搭載されているパワートレーンは、エンジンクレーンを用いて、つり上げて分離した(図45)。

図4 パワートレーンをエンジンクレーンで取り外す
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図5 パワートレーンの構成。上からPDM、インバーター、モーター
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 1次分解の最後はダッシュボードである。ダッシュボードには複数のECUとハーネスが配線されていた(図6)。新型リーフはフロントフードやダッシュボード付近に多くの機能を集約させ、情報系、電気系ともにハーネスの簡素化を図っていることがうかがえた。

図6 運転席前のダッシュボード内の様子
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 一方、ステアリングと足回り、ブレーキ部分は分解展示会場に車体を持っていくのに不可欠と判断し、この段階では分解しなかった。